いいなり!あいぶれーしょん 1巻の感想〜変態漫画だと思っていたけど〜

中嶋ちずな先生の"いいなり!あいぶれーしょん"のストーリー

突然、トイレットペーパーを抱えながら降ってきた美少女:雫石ちゃん
石ちゃんの"おもらし"汁を舐めてしまった村上香旗君との
右手とおまたとを結ぶ光の糸を通じて心を通わせる感動の物語。


石ちゃんが常時おもらしをしているのは、お腹の中に封印されている
ダイダラボッチの魂が契約者とエッチさせようと、媚薬を垂れ流させているのであった!
香旗は雫石ちゃんの誘惑と、実姉:薫子からの嫉妬にたえながらも
石ちゃんと同じくダイダラボッチの魂が宿ったその他2人を探し始めるのだった。


おもらし、きゅん きゅん♪


中嶋ちずな先生の"いいなり!あいぶれーしょん"の感想


ぱんつが見えるのは当たり前として
常時、おもらし きゅん きゅん♪状態!!


初めて読んだ時は、余りに"おもらし"とパンチラが多すぎて
変態さんの漫画なんだな〜とか思っていたのですが、
しばらく経ってからもう一度読み返したらまた別の見方ができる漫画でした。


ほら、"おもらし"って健全な行為じゃないですか?
赤ちゃんや大人になっても"おもらし"ってするじゃないですか。
その"おもらし"を画面全体に散らばらせる事によって人目を引きつけて
その裏で、変態行為をする!!
それこそがこの本の隠された物語。


"おもらし"ばかりが宣伝されてしまう、"いいなり!あいぶれーしょん"ですが、
実はその裏では変態行為ばかりが行われています。
実の弟を異常なまでに溺愛しているお姉さん薫子。
女の子と二人っきりになった瞬間に襲う女医。
女の子の汁の匂いを嗅ぐと、女の子の"さくらんぼ"を舐めたくなる同級生の女の子。
etc
その他の漫画なら容易に指摘されそうな程の変態行為がこの漫画では
"おもらし"に隠れて平然とやってのけています。


そこで、"いいなり!あいぶれーしょん"の読者はこう思うのです。
薫子お姉さんに薙刀でぶん殴られながら薫子さんの汁を舐めたい!
と。

この本を読むと、女の子の股から流れ出す汁を舐めると言う行為ぐらい
普通な事だと思うようになるのです。


漫画の中で、繰り広げられる変態行為の数々を見ている内に
自分が本当に心の中で思っている事を
自然と言えるような土台を作る。
それがこの本が目指した完成形だと思うのです。


つまり"いいなり!あいぶれーしょん"のテーマは、

人間賛歌


"いいなり!あいぶれーしょん"を代表する言葉として
「恥ずかしくて、赤ちゃんできちゃいそうです・・・」
と言う言葉があると思いますが、、
「恥ずかしくても、赤ちゃんができるわけがない」とツッコミがちですが
恥ずかしくたって、恥ずかしいだけなら
自分の心をさらけ出して、言ってしまえ!と作者は言いたいんだと思う。


もうね、私はこの本を読んで色々と、
おもらししちゃいそうです きゅん、きゅん♪


感想を書いたあと読みなおすと、これを公開して良いのかと考え涙が出そうです。きゅん、きゅん♪

過去の感想
"中嶋ちずな「アリスの100℃C」の感想、〜100%を表現するとこうなる〜"