フダンシズム-腐男子主義- 1巻の感想〜好きな子が腐女子だった〜


処で、腐女子とは何でしょう? キリッ!
男性同士の恋愛を扱った小説や漫画を好む趣味を持った女性のこと。
「婦女子」(ふじょし)をもじった呼称である。



もりしげ先生 フダンシズム-腐男子主義- 1巻のストーリー

学園内で完璧王子と呼ばれている主人公、宮野数にも思春期の特有の
悩みがあった、恋である。
言葉すら交わしたことが無い、同じクラスの小西望。
何時も同じ電車に載っているのに声を掛けられずに居る。


そんな時、腐女子の姉の言葉に、売り言葉に買い言葉で
同人誌の販売の売り子にされてしまう。
ゴスロリファッションで女装させられて!!!
しかし、腐女子姉の801本を買っていく小西望と初めて
言葉を交わすのであった・・・


しかし、女装状態アマネとして親しくなるものの
完璧王子、あまたとしては進展せず?


フダンシズム-腐男子主義- 1巻の感想

感情が抜け落ちたような完璧王子が、
一途に小西さんと親しく成りたいがために、
女装して801を読んだり、曲を聴いたりすると言う一件間違った方向に
行ってしまうものの、純粋に小西さんに近づきたい一心で行っている事に
滑稽さを感じつつも、
その滑稽さが逆に初々しさを演出していてGOODな感じに。



最初の頃は、男の"あまた"に成っている時に、
小西さんに喋りかけようとして天然スルーされても
無表情で悲しがっていたものの
1巻も後半になってくると表情が出てきたり、
些細な事でガッツポーズをしたりと人間らしい感情の動きがでてきて
完璧王子、宮野君にも愛らしさが出てくるストーリーの流も素晴らしす。



フダンシズム-腐男子主義-の一番良かったシーン

一番良かったのは場面は、宮野君が女装したまま小西さんの家に行って
やっぱりマズイから、帰ろうとか考えていた時に
小西さんに微笑みかけられた瞬間、やっぱりもう少しだけ・・
ってイキナリ考えが変わっちゃった所ww
普通のキャラクターなら何て事無い場面なんだけど
あの感情がほとんど表に出てこなかった完璧王子だと考えると
微笑ましい1コマでした。後ろに星まで飛んじゃっているしw


1巻の最後まで、男の宮野君は小西さんに朝の挨拶しかしてもらえなかったけど
これから二人がどのような形で近づいていくのか気になりますねw
しかし、この小西さんはチョット天然過ぎて、最先不安です!!w


この本から学んだ情報。
受けと攻めが固定されていない状態を
リバ(リバース)と言うらしい。メモメモ
本とは関係ないけど、本物の腐女子さんに聴いたところ
801本をABCとランク付けして本棚に整理していたり
この腐女子と言う生体は謎が多いです。

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