バチバチ 2巻の感想〜剛毅木訥〜


"バチバチ"2巻のストーリー

空流部屋にやって来た、鮫島鯉太郎。
しかし、後援会会長や空流親方の一人娘"椿"。
そして、鯉太郎も初めから空流部屋なんて眼中に無いと思っていた。


「めんどくせーから、まとめて来いよ・・」
地元じゃ喧嘩をしても負けなし、そして何より、
自分は元学生横綱で幕下の"猛虎"を地方巡業で倒しているのだと!


しかし、猛虎に土をつけた
ぶつかりも、兄弟子である"吽形"に安々と止められてしまう。
「来ると分かれば、大したことはない」
足を踏み出そうとした相撲界の壁の高さを知った鯉太郎は
兄弟子たちに何度も倒され投げられ、
相撲界での立ち位置を知った鯉太郎はなお強さへの欲望を燃え上がらせ
た、処で空流部屋の入門を許されたのであった。


しかし、新弟子検査の日に父親を角界から追放した
虎城親方の息子である"王虎"を殴ってしまう。
しかしそれは、マスコミが見ている事を知っていた
王虎の演出であった!
マスコミの的になった鯉太郎は打倒"王虎"を誓う!!


佐藤タカヒロ先生の"バチバチ"2巻の感想

鯉太郎が空流部屋に来て、兄弟子たちにしごかれるのですが
その時の自信に満ちていた鯉太郎から
自分の実力を嫌と言うほど解ってしまってから立ち上がる鯉太郎までの
心がドラマチックに描かれていて、
そしてこのバチバチ2巻のメインテーマであり
これからの物語のキーポイントとなる
空流部屋の兄弟弟子たちとの強い絆で結ばれた瞬間が一番の盛り上がりポイントですね。


そして矢継ぎ早に起こる、王虎との確執そして
空流部屋の兄弟弟子や親方が一丸となって色々としてくれるポイントも
見逃せないですね。


まだまだ、序の口の段階ですがコレからが楽しみになってくるような
展開が起こっていてドキドキのバチバチ2巻でした。


バチバチ1巻 佐藤タカヒロの感想
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