瀬口たかひろ"花と現実"〜ブサヲタクども歓喜、黄金のアキバ世代〜

ヤングチャンピオン 烈 Vol.24 2010年 1/25号 [雑誌]

ヤングチャンピオン 烈 Vol.24 2010年 1/25号 [雑誌]

今日は、ヤングチャンピオン烈を購入したので普通に感想を書こうとしたけど、
瀬口たかひろ先生の読みきりが余りに面白かったので個別に記事を書く。


瀬口たかひろ"花と現実"のストーリー


19年前のある日突然、男達が一斉に射精不可能になってしまい人類には滅亡しかなく
たった一人の射精できる男、"花見沢浪漫"のみが人類の希望。
しかし彼は何十年と2次元の女の子のみに興味を持ち一生を捧げてきた黄金のアキバ世代なのだ!!

そんな彼から精子を絞り取るためにIFBI(国連捜査局)から派遣された
世界で一番、若い女の子"朽木りある"!彼女はこのヲタクの花見沢から精子を絞り取れるのだろうか!!!


りあるちゃんは、二次元好きの浪漫から精子を搾り取ろうと、
現実のくぱぁを見せるが、浪漫は2次元のようなつるつるが良いという。
そして人類の滅亡の現実ばかり見ているりあるちゃんに
浪漫は、「現実しか見えていない人間は・・・ホントに人間なのかのう?」と問いただす。
果たして、人類の未来は?二人の関係は?
それは、ヤングチャンピオン烈を見てのお楽しみw


瀬口たかひろ"花と現実"の感想


瀬口たかひろ先生の読みきりが読めるのは、ヤングチャンピオン烈だけ!!


瀬口先生は、週刊少年チャンピオンの40周年記念企画での「オヤマ!菊之助」以来です。
40周年記念の時は絵柄が一新されすぎていてエロスが無いと言われていましたが、
新しいストーリーを書くと、今風の新しい絵柄で丁寧なタッチで見やすいんじゃないかな。


幼い頃から人類滅亡を阻止するために精子を搾り出すためだけに育てられた少女と
生まれてからず〜〜〜っと、2次元ばかり見ていた黄金のアキバ世代
でも、二人が求めていたものは結局同じものでしたw
どこかのCMみたいだな。
最初はただのエロギャグ漫画だと思っていたのですが
後半から、感動の物語になって流石、瀬口先生。
この漫画のクオリティなら普通に連載できると思う。(完全1話完結の物語だから無理かなw)
全然、衰えを感じません!
次の作品も、凄い待ちどうしいです。


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